Q. 妊娠中や授乳中でもHARG療法を受けることはできますか?

妊娠中や授乳中でもHARG療法を受けることはできますか?

妊娠中はHARG療法を一度中断します

妊娠中は黄体ホルモン優位なので、脱毛が減り、むしろ増えたように感じることもあります。

出産するとエストロゲンの分泌が戻り、妊娠中抜けなかった毛髪が大量に抜ける「産後脱毛」が起こります。黄体ホルモンとエストロゲンのバランスが戻ると共に脱毛した毛髪は元の状態に戻ります。

従って、HARG療法を行っている間に妊娠した場合は一度中断します。そして産後脱毛の様子を見ながらHARG療法を再開したり開始する時期を検討します。

授乳中でも施術を受けることはできます

HARG療法で使用する製剤は化学薬品ではなくヒト共通のタンパクですし、血行性に全身を巡る訳ではないので、授乳中でも施術を受けるのは問題ありません。

このページの監修者

吉澤和彦のアバター 吉澤和彦 四谷ローズクリニック院長

医療法人社団吉医会 四谷ローズクリニック院長/日本医療毛髪再生研究会 理事長/HARG療法の共同開発者として、日本医療毛髪再生研究会の創設に従事。以来14年間、HARG療法で2,400名以上の患者様を施術し「毛髪再生」の治療実績を上げる。また、後進の医師たちへの指導や新しい技術の開発にも携わりHARG療法のリーダーとしての役割も果たす。2022年、同研究会の理事長に就任。薄毛治療の最終手段と呼ばれているHARG療法をさらに一般に広めるために活動をしている。

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