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まずは毛の構造を知ってください!毛球部分に注目です!
毛球部分の毛乳頭細胞の受容体が「攻撃因子*」というものに攻撃されることにより毛が抜けます。
*男性型脱毛症:悪玉男性ホルモン(DHT:ジヒドロテストステロン)
*女性のび漫性脱毛症:自己抗体(自分を守らずに自己攻撃する抗体)
攻撃因子は、脱毛を促す因子を増やし、毛母細胞の分裂を抑えて、
毛の成長期を短縮するので、毛球部分が弱小化して抜けやすくなり、
「抜け毛」が多くなるのです。
また薄毛の「遺伝因子」がある人ほど毛乳頭細胞の受容体の数が多く、攻撃を多く受けることになるため、脱毛症が進行してしまうのです。
毛の長さと太さは成長期の長さで決まります。脱毛症の毛髪は成長期が短く、たとえ成長期の後期まで生え続けたとしてもずっと攻撃を受け続けているので「毛球部分が退縮して小さくなる」ので「細くて柔らかい毛髪」が多くなってしまいます。そのためだんだん薄毛部分の毛量はボリュームダウンして、見た目にぺしゃんこになり、地肌も透けてきてしまうのです。
正常の人の抜け毛は、毛周期の図のように「やや細くなった長い抜け毛」です。また、この毛の後ろには次の毛がすでにスタンバイしているので、抜けた後すぐにその毛が成長してきますから、毛が減るようなことはありません。ストレスや夏の暑さで抜ける毛も同様の毛が抜けるので、通常は抜け毛が増えてもすぐに回復します。
しかし、脱毛症の人の抜け毛は、毛根が攻撃されると、成長期途中(早期~中期)の毛球部分が小さい「細く短い毛」が多く抜けてしまいます。毛周期の図からわかるように、この細く短い毛の後ろには次の毛がまだスタンバイしていません。
更に休止期で停滞するため、次の毛がなかなか生えて来ないので、次の毛が生えるまで数年間は「地肌」ということになってしまいます。もっと悪いことに「次の毛髪」が生えてきても、成長期途中でまた抜けてしまうので、ますます「地肌の部分が拡大」していくことになります。だから最終形は「波平状態」や「スカスカ状態」になるのです。
医療法人社団吉医会 四谷ローズクリニック院長/日本医療毛髪再生研究会 理事長/HARG療法の共同開発者として、日本医療毛髪再生研究会の創設に従事。以来14年間、HARG療法で2,400名以上の患者様を施術し「毛髪再生」の治療実績を上げる。また、後進の医師たちへの指導や新しい技術の開発にも携わりHARG療法のリーダーとしての役割も果たす。2022年、同研究会の理事長に就任。薄毛治療の最終手段と呼ばれているHARG療法をさらに一般に広めるために活動をしている。
「生える頭皮」かどうか、HARG療法による治療が可能かどうか、無料カウンセリングでお伝えします。
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